主人公:涼風 薫(すずかぜ かおる) 28歳 185cm 男性

警視庁特殊事案対策本部境界課特殊捜査隊所属。特殊事案対策本部とは心霊現象や都市伝説、オカルト、その他諸々こちらとあちらの【境界】に関連する事案を取り扱う。境界課特殊捜査隊は特殊事案対策本部の中でも実力派揃いの何でも屋。猫ちゃん(猫又)の保護から異界封鎖まであらゆることをやるよろず屋。とある討伐任務で瀕死の重傷を負ったところを碧に助けられ文字通り一心同体となる。

あまり愛想はない。無骨で実直な性格。武器は刀。

バディ:碧(ミドリ)?歳 179cm  性別不明

天照の荒御魂や弁財天、水神繋がりで建御名方など色々習合されている、川の神であり山神でもあり祈雨、止雨も司っていたモノ。本来の神名は州羽水上主(スワノミナカミヌシ)。人々によって色々な神性が集合されたためおおらかで大雑把になったようだ。過疎化が進んだ地域の忘れ去られた祠に、上古の時代から祀られていた深い緑の翡翠が御神体の、起源が不明の水を司るモノ。信仰を失いこのまま朽ち果てるのも時代の流れか、と夢現に浮世を眺めていたが、誰にも顧みられず朽ちていた祠を守ろうとした薫に一目惚れ。瀕死の重傷を負った薫に御神体の翡翠を心臓として埋め込んで蘇生。その副作用か薫の霊力を基に数百年ぶりに顕現が安定し肉体を得る。神としての名前は忘れたが、薫が新たに名付けた碧という名前を安直と言いつつ気に入っている。所謂田舎者なので都会に興味津々だが推定奈良時代から存在している超高齢者。見た目を自在に変えられる。性格や口調は見た目に多少引きずられるもののおおらかかつ大雑把な部分は変わらない。